今日、ことばと体験をつなぐヒントとして紹介する絵本は、 「雨、あめ」 ピーター・スピアー作 評論社 「雨が降ってきたから家に入りなさい」「雨だから、行くところがないね。どうしよう」私たちの周りからはそんな声が聞こえてきそうです。でも、この絵本の中のお母さんは違います。雨の中、「さあ、行っておいで」と笑顔で子どもたちを送り出します。 そこで待っていたのは、すばらしい大冒険。 雨だからこそ見えるきらきらした景色。 雨だからこそ味わえる楽しい経験。 雨の日、生き物たちは何をしているのかな? そして、思う存分探検し、びしょ濡れで帰ってきた後の お風呂や食事の温かさ さらに、雨上がりの晴れのまぶしさやう…