「できないことばかり見つめずに、できることを探す。」そう思うままにできればいいけれど、無意識の中から浮上させるのは、なかなか難しいものだ。目の前に並んだ“ない”と認めたものだけが、確かな事実だとつい思い込んでしまう。「きっとあるよ」という不確定さを信じて、0から1でも0.1でも見つけ出すのは、努力でも奇跡でもままならない。 自分には少し一般的から外れているところがあるとしても、それで何かが優位になるわけではない。「やる気になればなんだってできる」と言われても、私はスーパーマンではないし、特殊能力もない。「何だ、普通の人間じゃん」と認識されていて、普通のことすらできないと「普通の中にいながら、特…