江戸の町火消し。 ★【一番人気は「よ組」】 メンコの中でも見かけるのは、この「よ組」のものがほとんどです。 江戸の子供達に凄い人気があったということが想像できます。 纏(まとい)のデザインは、神田の「田」の字からきているそうです。 1番組よ組は、町火消しの中でも最大の人足数(700名以上)を数え人気も最高でした。 担当は神田明神下界隈。
日和ってる奴はだいたい友達 20 じゃんけんに負けてみんなの分のサンドイッチとコーヒーを買って後から来た優弦が部屋に入ろうとして躊躇した、天星の怒鳴り声が聞こえたからだ 「0か100しかねえのか?おめえらガキかコノヤロウ、一気に電池切れしやがってからに、特に夏向と陵介、一緒んなってへばってんじゃねえっつの」 ドアわきで面倒くさそうな空気を感じ取った優弦はそっとその場を離れ藤堂が働くエリアに向かった、藤堂が座る席横のキャビネットにテイクアウトトレーを置いた 藤堂が気づいて顔を上げた 「おはよ、他の奴らはどした?」 優弦はトレーを指した 「おはよ、俺だけカイザー寄ってサンドイッチとコーヒー買ってた…
日和ってる奴はだいたい友達 ⑱ 海空、優弦、明澄が生まれた第5世界には神社仏閣はない 夏向と陵介は行ってみたいという皆を連れて買い物の前に瑠璃光院を訪れた、幻想的なところがいいというリクエストに答えたつもりだ (感想は?)と聞こうとしたが夏向も陵介も黙ってかくりよ組とうつしよ組の後ろ姿をぼんやりと眺めた、何かに思いを巡らせる彼らだけが共有している時空を見ているような、そんな静けさが心地よかったのだ、しばらくどこにいるのでもないような、そんな感覚に浸った ゆったりと流れる時間、床に静かに揺れる新緑を6人は黙って見つめている、上下がわからなくなるのを楽しむように微笑んでいた 口を開いたのは最澄 「…