まだ読んでいますの「らんたん」です。それでも、すこし前に進んで終わりが 見えてきました。恵泉女学園を創立した河井道さんと、そのシスターフッドを 中心に描いた小説となります。 河井道さんは、北海道にゆかりの方でありますが、もっともっと知られて良い 人と思っていたところに、恵泉女学園で学んだ柚木麻子さんが小説に仕立てて、 これが読まれて、その人となりが、すこしでも知られればよろしですね。 戦争前に創立された女学校で私学といえば、あちこちにあるのですが、個人が 作ったものというのは、そんなに思いつかなくて、圧倒的に有名な津田梅子さん とか跡見花蹊さんなんていう先人がいて、その名は学園名にも冠されてい…