かつて、ある理由からひたすらに765ミリオンのフルライブを求め続けた男がいました。彼は「双方の単独展開を維持しながら」の前提で、イベント後のアンケートには毎回765ミリオンのライブ開催の要望を書き、時には演者の番組へのメールで思いを引き出そうとしたり、あるいはごくわずかな指名確率に賭けて、コンテンツと各ブランドのリーダーたちに公式の場で質問ができる地方イベントへ遠征をしたこともありました。 その期間は、約5年半。 発端となった地であるさいたまスーパーアリーナで開かれたハッチポッチフェスティバル2は、長年願い続けた景色と「765ミリオンはこうであってほしい」という夢が叶った場所でした。 あらゆる…