むか~し昔。 北海道にコロボクウングルという人たちがいた。 *コロ=蕗の葉。 *ボク(ボキ)=下。 *ウングル=人々。 その人たちは背がとても小さかった。 強い風が吹くときには、飛ばされないように 10人くらいで手をつないで歩いたという。 魚を捕るのがとても上手で、 土の家に住み、土の鍋で煮炊きをしていた。 手には入れ墨があり、女の人はみな美しかった。 アイヌの人たちが 漁の仕方を教えてもらおうとすると、 どこかへ姿を消してしまった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ざっくりまとめてみました。 北の大地に伝わる『コロボックル』の伝承です。 蕗葺き屋根のお家に住んでいたとか。 アイヌ…