僕が自分で買った初めてのLPはボストンの「ドント・ルック・バック」だった。2枚目はエルヴィス・コステロの「アームド・フォーセス」だった。そして3枚目は・・・ ディーヴォの「頽廃的美学論」を買おうとしていた。まあ、3枚目にディーヴォを選ぶそのセンスにもちょっと問題があるんだけど、結局買わなかった。何を買ったかというと、同じディーヴォのアルバムで「デビュー前の幻の作品!この狂気の1枚から全てが始まった!5000枚限定!」(←こんな感じの文章。分かるでしょ?)と「!」がいっぱいついたバッタもんを買ってしまったのだ。 つまり何を言いたいのかと言うと、僕はどうも「今だけ限定!」とか「幻の・・・」とか「2…