アオシャクの仲間の幼虫の擬態は有名ですね。しかし、老眼で目が節穴化している昆虫記者はこれまで、やつらの擬態を見抜くことができず、惨敗を重ねてきたのでした。 しかし、ついに今年、やつらの擬態を暴いたのです。といってもたった1匹。その姿がこれです。 恐竜ステゴザウルスのようなカギバアオシャクの幼虫。 ドドーン。恐竜ステゴザウルスみたいな派手な姿ですね。これで擬態になるのか、はなはだ疑問ですね。 実はアオシャク幼虫は、真冬に木々の冬芽に擬態しているのが有名で、それを見抜くのは(少なくとも昆虫記者にとっては)至難の業。大きくなるにつれて、だんだんとその姿が派手になっていきます。最初の写真は、蛹化直前の…