14歳の少女・一花は祖母の葬式で出会った同じ年頃の金髪のとても美しい少女・アリアに一目で心を奪われる。 アリアは不思議な眼の力で周囲の人間の疑問を霧散させて屋敷に居着き、一花と共に探し物をし、また一花の首筋から血を吸った。 『ヴァンピアーズ』9巻より(アキリ/小学館) アリアはようやく見つけた探し物、一振りの短剣を鞘から抜いて一花に差し出し、「わたしを殺してくれ。」と依頼する。 吸血鬼×百合というこの上なく耽美なテーマ。 今巻で完結。 「永遠の生命」と人間の、寿命ギャップを伴う恋、というのは漫画においても定番のモチーフの一つで、その中でも「吸血鬼と人間」はその代表的な組合せです。 『ヴァンピア…