西洋の音楽には何拍子というのがあり、小学生の頃、この曲は何拍子かという質問が先生から出されたりしたものでした。 ところが、これが結構分かりにくい。特に、2拍子か4拍子かというのが分かりにくかった記憶があります。 大人になってからやっとその訳が分かりました。 何拍子というのは、強弱アクセントに関係があるのです。日本語は高低アクセントですから、分かりにくいのが当然だったのです。 英語でもドイツ語でも、ロシア語でもフランス語でも、歌詞と楽譜を照らし合わせてみると、拍子の初めが必ず、アクセントのある音節に来ていることが分かります。 これを知っているのと知らないのとでは、大きな違いが出てしまいます。 A…