憤怒の霊帝アドラメレク
ファイナルファンタジータクティクス、ファイナルファンタジータクティクスアドバンス、ファイナルファンタジーXIIに登場するキャラクター。
イヴァリースに存在する、人智を超えた者の一人。
存在としては同一だが、各ゲームによって位置づけは異なっている。
伝説の悪魔ルカヴィの一人として登場。ダイスダーグ・ベオルブを依代として、現世に転生した。ザルエラ(エルムドア侯爵)いわく、"狭間"に囚われていたらしい。
ベオルブ家当主、長兄ダイスダーグは、ベオルブ家によるイヴァリース王国支配のため、裏で数々の策謀を巡らせていた。王女オヴェリアの狂言誘拐や暗殺未遂、末弟ラムザの暗殺未遂、主君ラーグ公の暗殺など、目的のためには手段を選ばない男だった。
ダイスダーグ達の父、天騎士バルバネスは病死とされてきたが、実際は、ダイスダーグが猛毒モスフングスを少しずつ与えて毒殺したのだった。その証拠をつかんだ次兄ザルバッグと、ラムザの襲撃を受け、彼は死亡する。だがその際、神殿騎士ローファルから受け取った聖石「カプリコーン」の力により、ダイスダーグは憤怒の霊帝アドラメレクとして転生した。しかし、「血塗られた聖天使」がいまだ不在だったために、アドラメレクは本来の力を発揮することができず、ラムザ達の前に倒れたのだった。
ユニット紹介によると、「憤怒の霊帝」とは「憤怒の一撃を持って君臨しつづける異界の帝王。絶対呪文を自在になす強大無比な魔法力を誇る。」
イヴァリースに存在する五体の神獣の内の一体。バンガ族の守護神。
召喚獣として登場。イヴァリースに存在する闇の異形者。磨羯の座を司る。
雷属性の技を使う。通常技は閃光砲、召喚技は裁きの雷。