ジョン・ヴォイトって若い頃は作品には恵まれているのに華がないと言うか、何故か印象に残らない役者さんでした。思うにその理由は善人役ばかりだったからではないかと。「コンラック先生」「オデッサ・ファイル」「帰郷」「チャンプ」・・・。良い映画なのですが、どれも正義と善意と愛情と・・で何か喰い足りない感じ。まさか悪役でここまで弾けるとは・・。「アナコンダ」(1997年/ルイス・ロッサ監督)幻の民族を求めて船でアマゾンに分け入る人類学者(エリック・ストルツ)と撮影クルー(ジェニファー・ロペス&アイス・キューブその他)。途中、エンジントラブルで難儀していた男サローン(ジョン・ヴォイト)を拾うのですが、これが…