「動きが持つ表現力」 アニメ映画『風の谷のナウシカ』(1984年)で宮崎駿が描きかったことの一つが「動きが持つ表現力」だと思っています。もちろん、自然と文明の対立と共存といったテーマはNHKアニメ『未来少年コナン』から続いているし、後の『もののけ姫』にも繋がっていますが、そのテーマは既に多くの場で語られているので、ここでは触れません。 「動きが持つ表現力」 世はアニメブーム 映画『ナウシカ』の挑戦 1.1本の作品でストーリーを完結させる 『未来少年コナン』の二の舞にはしない 原作にこだわらず1本の作品にする思い 続編を作る話 2.王蟲などの独自の動かし方 ユーモアとしての動き 王蟲の動き 3.…