「◯◯(僕の名前)、お父さんが急に住宅メーカーの人を呼んで、アパートの話を聞き始めたの」と、会社に行く前にかかってきた電話の一声は、母の心配した声だった。 当時、不動産投資なんて全く興味のなかった僕は、変な借金を背負わせられたら大変と、週末に自宅に帰り、父、母と緊急会議。 父は、倉庫もだいぶ老朽化してきたから、なにか活用方法はないかと△□ハウスに声をかけただけだよ。と面倒くさそうに答え、その後はアパートの話は一切聞かなくなった。当時、母とは、早めにわかってよかったねと話したのを今でも覚えている。 現在の僕だったらその時どうしていただろう? おそらく、アパート建築に賛成して、いっしょになってあれ…