アポロ・クリード

人生のベストムービーを訊かれると『ロッキー』と即答する。その瞬間、質問者の顔がこわばり、「？」が広がる。すぐ理由を聞かれるが、単純な疑問符でなく「なに言ってんの？」というニュアンスが含まれている。ある映画メディアの編集長からは「趣味が良くないね」と正直に返された。 これほど世界中で愛され、誰もがそのタイトルを知っているにもかかわらず、映画『ロッキー』の真価を知るものは少ない。なぜ今も世界中からフィラデルフィアを訪れ、美術館の前のロッキーステップを駆け上がるのか？その理由を考えてみてほしい。 映画に求めるものは、人生との接続詞があるかだ。数ではなく接続詞の太さ、『ロッキー』は人生で最も大切にして…

なんとなく、毎年恒例にしてますが。いつまで続けられるか、続ける気持ちが持続するか（笑）分からないのですが、やる気のある限りは続けようと思っていますが。なんか、年々長くなっているような気がするので、今回は前半と後半に分けようと思います。後半は、多分年が明けれから、でしょうか。 2023年（追加分） 4月30日、津田耕治さん、歌手、88歳。8月19日、福島和夫さん、作曲家／音楽学者、93歳。9月28日、三原庸子（みはら・ようこ）さん、作家、83歳。9月29日、巻島直樹さん、声優、61歳。10月18日、牧野信博さん、作曲家／編曲家、63歳。12月12日、ホーキング青山さん、お笑いタレント、50歳。1…

https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/archive-doyou-youga/doyou-youga-288/「ロッキー」シリーズの第4弾となる作品。監督はシルヴェスター・スタローン。2022年には再編集&デジタルリマスター化して再上映されたことでも話題となりました。 チャンピオンとなったロッキーに挑むためソ連から来訪したドラゴ。ある因縁からロッキーが彼に挑むこととなる様子が描かれます。 本作で重要となるのが“友情”の部分。ロッキーとアポロ、ライバルであった二人の友情が痛烈な形で描かれている点に注目です。 また、本作ではロッキーが…

【シリーズ＝教養の饗応】(11/21配信第102号) 今は、二十四節気の「立冬(＝りっとう)(11/7-11/21)」 七十二候の「金盞香(きんせんか さく)(11/17-11/21)」です。 昨日11月20日は、「大安(たいあん)」です。 本日11月21日は、「赤口(しゃっこう)」です。 明日11月22日は、「先勝(せんしょう)」です。 また、陰暦十一月の異名は「霜月(しもつき)」です。 英語では「Noveｍber」 フランス語では「novembre＝ (ノヴェムブル)」です。 中国語では『十一 月』と書いて『シーユエ』と発音します。 韓国語では『시월』と書いて『シウォル』と発音します。 1…

https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/archive-doyou-youga/doyou-youga-286/「ロッキー」シリーズの第2弾となる作品。シルヴェスター・スタローン自身が監督を務めてもいます。 ボクサーから退いたロッキーと、彼をKOできなかったアポロとが再戦に挑む様子が描かれます。 前作の因縁が生み出す対決が面白い作品。 ロッキーにもアポロにも思いがあっての戦いとなり、ぶつかり合うのが試合にも熱を与えてくれます。 1作目から引き続いてみたい一作です。放送情報ロッキー2【字幕】 BS222 トゥエルビ 2024/11/9…

https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/archive-doyou-youga/doyou-youga-285/当時無名だったシルヴェスター・スタローンの出世作ともなったシリーズ第1作目。 フィラデルフィアの下町で借金の取りたてを請け負っている無名のボクサー、ロッキーが、ひょんなことからチャンピオンであるアポロと戦うことになり、人生をかけて挑む姿が描かれます。 「無名のボクサーがチャンピオンに挑む」というスポーツ映画の王道とも言える展開が魅力。 スタローンの粗削りながらも熱い演技がロッキーというキャラクターとマッチしていることもあり…

10月に入りました。 9月中旬には元スーパーバンタム級の統一王者、スティーブン・フルトン（アメリカ）がフェザー級で復帰。 boxingcafe.hatenablog.com 先週末はフェザー級のビッグプロスペクト、ブルース・カリントン（アメリカ）がスライマン・セガワ（ウガンダ）との世界上位ランカー対決をかろうじて制しました。 boxingcafe.hatenablog.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); フェザー級で期待されたアメリカ人ボクサーたちの厳しい戦いは、この階級の群雄割拠さを物語っています。 この階級は今、混沌…

★この記事を読むと、シルヴェスター・スタローンの映画で特におすすめの映画が3作わかります。 ①『ロッキー』(1976年) スタローンが主演・脚本を務めたボクシング映画で、無名のボクサー、ロッキー・バルボアがチャンピオンに挑む姿を描く。逆境を乗り越えた物語が感動を呼び、アカデミー賞の作品賞を受賞。スタローンの出世作となり、シリーズ化されました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.…

１０年後、２０年後、５０年後に振り返ったときに、あの開会式の ’最後の晩餐’ も、マリー・アントワネットの生首飾りも、パリ市民、フランス国民のみならず、世界人類の汚点になるんじゃなかろうか。 ところで、ディオニューソスと称するモノの肌を青く振りたくった出典やインスピレーションの素は出てきました？ （ＡＩに聞いた限りでは、肌を青で塗りたくったディオニューソスの実在の絵画は存在しませんとか言われてしまったんだが。どこまで本当かは分かりかねるが。(勝手に青で塗られたAI画像の生成始めちゃって、、、)） どっから湧いて出てきたんだよ、あんなモン。よそ様の神様を侮辱したモノでなければいいんだけどねぇ。 …

映画「ロッキー」はなぜ「イタリアの種馬」と呼ばれるのでしょうか？シルヴェスター・スタローンが演じたロッキー・バルボアは、今もなお多くの人々に愛されるキャラクターです。 本記事では、「イタリアの種馬」としてのロッキーの魅力を解説し、映画「ロッキー」の背景や主要キャラクター、物語の設定を詳しく紹介します。さらに、ロッキーとエイドリアンの関係、アポロ・クリードとの対戦、そして映画がもたらした影響についても触れます。この記事を読むことで、「ロッキー」の全貌を知り、その魅力を再発見することができます。映画「ロッキー」の世界に一緒に飛び込み、その感動を再び味わいましょう。 1. イタリアの種馬とは？ 1-…

どこがナルトとサスケやねん。 2023年。マイケル・B・ジョーダン監督。マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース。 くりくり頭のクリード。そんなクリードの幼馴染みが過去の逆襲を仕掛けてくるんだって。 おぇー、やろか。新紙幣についてサクと話をしたよ。ソーメニー悪口、言っちゃった。ふか「新紙幣のデザインがびみょい、ちゅて、せんどSNSで肴にされたネタをいま改めて俎上に載せようと思う」 サク「思ったらいいんじゃない」 ふか「やっぱ何回見てもチャチーよな。人生ゲームで使うオモチャの紙幣みたいな。盗まれても別にええかと思えるような。一万円の紙幣なのに千円ぐらいしか価値を感じな…

1985年の『ロッキー4/炎の友情』のディレクターズカット版。85年のオリジナル版ではカットされた42分の秘蔵映像素材を追加、その上でオリジナル版の場面から約40分弱カット、実質の尺的にはプラマイ0という、全体的にがっつり大手術がされたスタローン渾身の再編集版『ロッキー4』*1というワケです。 もう…「“芋虫”が“蝶”になった！」…これですね、感想は。 【ネタバレなし】 *1:参考:『ロッキー4/炎の友情』の上映時間は91分、本作『ロッキーVSドラゴ ROCKY IV』の上映時間は94分。