☆アメリカ合衆国によるハワイ併合(1898)は、「列強によるオセアニア支配」の最終段階に当たる、重要な出来事でした。リリウオカラニ女王は、ハワイ王国最後の王となってしまいました(在位1891~93)。各社の教科書ではどのように取り上げているでしょうか、比較してみます。 ★東京書籍の『世界史探究』は、本文で次のように述べています。 「ハワイ王国は立憲君主政をとって近代化をすすめたが、アメリカ軍の介入により王政が倒され、その後、1898年にアメリカに併合された。」 ★また、リリウオカラニ女王の写真を載せ、『「アロハ・オエ」の作曲者としても知られる。』と記しています。 ★さらに東書は、「ハワイ王国と…