親に先生に会社に豊かな社会の環境に国に依存しきった価値観でこれまでを組み立ててきた【井の中の蛙】だったということを痛感したわたしは【依存しきった価値観】を打ち壊す為に渡米したが、すぐに強制送還されてしまう。 このままこの先ずっとLoser(負け犬)として生きていく選択したくはなかったわたしは再度渡米する。 新しい行き先はアメリカのテキサス州のキングスビルという片田舎の街にある大学。 そこで出会ったのはバングラデシュという国からきたムハタグさんというわたしと同じ年齢の青年。 1日の生活費が2ドル(約240円)という国で暮らしてきた彼は一日一食がギリギリで使っている道具も粗悪品だった。それでも、国…