私が「冬に読みたい本」と聞いて思い浮かべるのは、新田次郎さんの「アラスカ物語」です。 確か 高校生の頃に初めて読んだ記憶がある、とても印象に残る小説です。 寒い時に読みましたので、アラスカの大自然の寒さがひしひしと伝わる小説でした。 この小説は、フランク安田(本名 安田恭輔)さんの実話を元にしたノンフィクションに近いものです。 山岳小説で有名な新田次郎さんが書き上げた 壮大な「アラスカ」を舞台にしたストーリーです。 アラスカ物語 (新潮文庫) 作者:次郎, 新田 新潮社 Amazon 明治時代、ひとりで日本を離れたフランク安田はアラスカでエスキモーの女性と結婚します。 そしてエスキモーの村人と…