2020年11月21日 新国立劇場藤倉大 アルマゲドンの夢(創作委嘱作品、世界初演)指揮 大野和士演出 リディア・シュタイアー管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団ピーター・タンジッツ(クーパー)、セス・カリコ(フォートナム、ジョンソン)、ジェシカ・アゾーディ(ベラ)、加納悦子(インスペクター)、望月哲也(歌手、冷笑者) 他 なるほど、これは確かに「新国立劇場が世界に向けて力強く発信した一大プロダクション」と言っても良さそうだ。それは率直に認めよう。 前回のブログ記事で、私は「新国立で、創作オペラの制作なんか必要ない!」と言い放った。しかし、こうした尖鋭的な作品を世に打ち出していくことは、もしか…