シリア北部の都市アレッポの旧市街にあるアラブ式城砦。紀元前10世紀に丘の地形を利用して築造された神殿があったが、度重なる戦争を経て増改築が繰り返され、次第に要塞化された。12世紀に十字軍の侵略に際して改築された当時の姿のままで残っている。1986年、「古代都市アレッポ」として国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。