10)チャーチ「アンデスの山奥」(1859) 第2世代のハドソンリバースクールとして、今回は、 フレデリック・エドウィン・チャーチの「アンデスの山奥」(1859)を取り上げます。 10-1)フレデリック・エドウィン・チャーチ まず、ウィキペディアから、チャーチの経歴のポイントを引用します。 <== フレデリック・エドウィン・チャーチ 1844年に18歳でニューヨークで活動するトマス・コールの弟子となった。コールの元で2年間学び、ニューイングランドの各地の風景画を描いた。 トマス・コールを師としたが、その作風はコールとは対照的で、自然を丹念に調査し、人物等は配置せず、忠実にありのままの姿で描…