鉱物を割るときにできる断面の角の角度が90度よりやや大きいことから、ギリシャ語の「amvlys(鈍い)」「gonia(角度)」という言葉に由来するアンブリゴナイト。1817年、ドイツ人鉱物学者のアウグスト・ブレイトハウプト(August Breithaupt)によって発見されました。 宝石品質の結晶が見つかるのは極めて稀な超希少石。割れやすく熱にも弱いことからジュエリーに加工されることは滅多になく、そのほとんどがコレクターにしか出回らない。一般にはあまり知られていないレアストーンです。 宝石となるとハードルが高いアンブリゴナイトですが、実は私たちの身近なものにも使われていたりするそうです。 ア…