近頃なぜかメディアに登場しない百田センセ、もう、たんまり稼いで今や左うちわの楽々人生? それとも、只今新ネタ仕込み中?それはさておき、著者は、レコードやCDの蒐集が2万枚を超えるという音楽マニアだそうで、原稿を書くときはBGMとして常に音楽を鳴らせているそう。「永遠の0」の感動シーンではマスカーニの「カヴァレリア ルスティカーナ」間奏曲をかけ、キーボードに涙をポタポタ落としながら執筆したという。ホンマかいな? 本書では百田流名曲セレクションとして26曲を選び、解説や自分なりの思い入れを短く書いている。誰でも知っている「運命」や「第九」も入っているが、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」とかラヴェ…