流通大手イオンの店舗で、開店から53年たつ東山二条店が10月1日から一時休業する。賃貸で入っているビルが老朽化で解体されるためで、建て替え後の2024年にも再開する予定だ。この店は14年前、全国展開する大手では初めて、レジ袋を有料化したことで知られる。 開店したのは1968年6月で、当時の店名は「シロ東山二条店」。シロは大阪を拠点にしたスーパーで、京都に初めて出した店だった。 その後、店名の先頭にある会社名は「ジャスコ」「イオン」と変わった。シロが、同業で三重発祥の岡田屋と兵庫県を地盤にするフタギが70年に合併してできたジャスコに合流し、ジャスコは後にイオンに名前を変えたからだ。 運営するイオ…