40代前半までは、日曜日の朝はハルディン・ボタニコ(植物園)を走っていた。トレーニング仲間のJ君とは、現地集合八時と約束するが、この男時間通りに来たためしがない。まあ小生が遅刻することもたまにあるので、お互いさまだが。どちらかが5分待っても相手が現れない場合は、各自が勝手に始めようと決めていた。園内にはジャングルを抜ける6~7キロのけもの道があった。起伏のある土道は、日光が密林に遮られて下まで届かず、ぬかるんだ箇所があちこちに残っているが、コンクリートと違って踏みしめると心地よい。走る森林浴なり(笑)。 変質者がそこら辺に潜んでいるという噂があり、女性ランナーに伴走を頼まれることもあった。それ…