アントンが主人公なのですが障害があるのはお姉さんのカート。 お姉さんは自転車と自動車の事故で足がマヒしてしまい車いす生活になっています。 この本では事故にあってしまったお姉さんの気持ちは全く書かれていません。 しっかりした声で話したり学校に行ったりしているので立ち直っているのはわかります。 アントンのバンド演奏にお姉さんが来てくれてハッピーエンド。 本当にあっさり話が終わります… お姉さんが車いすになったことに対する問題とかもなくきょうだい児としてのトラブルもなく親子関係のこじれ等もなくさらっと終わってしまう。 最後の「保護者、先生、カウンセラーのみなさんへ」 というマジメなお堅い文章で家族が…