イラストリアス級

HMS Illustrious Class
アーク・ロイヤル級を改良した、英国海軍の装甲空母。
飛行甲板に76mmという強靱な装甲を施し、ついでに格納庫側面にまで114mmの装甲を巡らして高い生存性を誇った*1反面、艦載機の搭載能力に劣る（トップヘヴィになるため、格納庫を2層にできなかった）という大きな弱点を持っていた。
改良級であるインドミタブル級１隻、インプラカブル級２隻を含めて、合計６隻が建造された。
第二次世界大戦中期に主に北海、地中海方面で活躍し、１番艦イラストリアスのタラント空襲が有名。
艦載機の搭載数はイラストリアス級36機、改良級で48機とする資料の他、改良型60機〜72機とするものもある。これは、インドミタブル級以降は舷側装甲を削って格納庫を拡大したこと、及び当初搭載していた英国製艦載機から、折りたたみ収納の出来る米国製艦載機に切り替わったため*2などによる。

• イラストリアス級（イラストリアス、ヴィクトリアス、フォーミダブル）
• インドミタブル級（インドミタブル）
• インプラカブル級（インプラカブル、インディファティカブル）