ロシア大統領プーチンによるウクライナ侵攻の根は深いとの認識はあった。「プーチンが狂ったか」というものではないのだ。これまで、昨年(2022年)2月24日のロシアのウクライナ侵攻以降にいろいろな新聞、雑誌の論調を観てきたがもう一つ分からない。本日読んだ「第6章 ウクライナ侵攻」(『プーチンの野望』(潮選書、佐藤優、2022年)は的確な捉え方なのかもしれないと思う。この第6章の初出は、有料メールマガジン 佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」(2022年3月9日号、4月13日号、4月27日号)、「毎日新聞」政治プレミア「独露関係の悪化」(2022年4月25日)、および「プレジデントオンライン」(20…