本日のロンドン為替市場のユーロドルは、12月の独雇用統計を見極めつつ、令和6年能登半島地震の影響を受けたユーロ円の動向に警戒していく展開が予想される。 12月の独雇用統計の予想は、失業率が5.9%で11月と変わらず、失業者数変化も2.00万人で11月の2.20万人とほぼ変わらずと見込まれている。 ドイツ経済は、2023年7-9月期国内総生産(GDP)がマイナス成長となり、リセッション(景気後退)に陥る可能性が高まりつつあり、12月の雇用統計のネガティブサプライズには警戒しておきたい。 12月トルコ消費者物価指数(CPI)の予想は、前月比+3.13%で11月の同比+3.28%から伸び率鈍化が見込…