全モデル「高級化」の時代 昨今のクルマのトレンドは、馬鹿の一つ覚えのような「高級感」演出ばかり。輸入ブランドでもレクサスでもなく、日本のメインストリーム・ブランドのクルマが、滅茶苦茶に低スペックなのに、本体価格は余裕で300万円越え。フラッグシップだと500万円前後。まあ価格設定は自由ですけど、このスペックでこの価格でアメリカ、欧州、中国でそのまま売れるとは到底思えない。 走る気にならない ちょっと悪意がこもっているけど、付け刃的な「安っぽい高級感」を身に纏った「つまらない」クルマがノロノロと公道を走る。ナマクラなミッションでは誰もキビキビと走る気にはならない。e-POWERやTHSは出足こそ…