愛するあまり、恋人を刺し殺そうとした過去を持つ女性が、事件から6年を経て尚、「愛」に囚われ懸命にもがく姿を描いた映画『熱のあとに』。 2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得た作品で、『夜が明けたら、いちばん君に会いに行く』(2023)のイ・ナウォンが脚本を担当し、東京藝術大学大学院映像研究科の終了作品『小さな声で囁いて』(2018)が国内外の映画祭に正式出品された山本英が監督を務めた。 youtu.be 主人公の沙苗を『PARKS パークス』(2017)、『私をくいとめて』(2020)の橋本愛、沙苗の過去を受け入れる結婚相手の健太を『すばらしき世界』(2021)、『泣く子はいねぇ…