先週土曜の武蔵野ステークスは川田将雅騎手のエンペラーワケアが1番人気に応えて1馬身差完勝。2つ目の重賞タイトルを手にした。 2024年 武蔵野S エンペラーワケア 川田将雅 直線で完全に行き場をなくしたときは万事休すと思われたが、慌てず騒がずジッと我慢。残り150mの地点で前を行く2頭の間にわずかな隙間が生まれたのを見逃さなかった川田将雅騎手の判断が見事なら、それに応えたエンペラーワケアも素晴らしい。もともと実績のない1600mへの距離延長がテーマでもあったが、スタートから1400mを過ぎてなおあれだけの脚が使えるなら御の字であろう。ただし、1分36秒0の勝ち時計はこの10年でもっとも遅い。期…