コーリー・スタンパーの『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』を読みました。 ただただノリで叫ぶなら「最高にエキサイティングした本!」でした。めっちゃ刺激的で面白い本です。この本、歩く人におすすめしたい。いいから読め。 私はどこか勘違いしていたなと思います。私は辞書に書かれている意味がその時代の「ほんとう」だと思っていたのですが、そうではないんです。スタンパーさんが作中で言っていたのが、辞書は言葉が使われているその意味を収録するものであり、辞書が言葉の意味を規定するものではない、ということ。イメージとしては、辞書と社会の間で言葉がぐるぐるとループしているような感じ(あ、これは私の勝手なイメ…