日本神話に登場する神。天地開闢において現れた別天津神の一柱である。「古事記」では宇摩志阿斯訶備比古遅神、「日本書紀」では可美葦牙彦舅尊と表記されている。 「古事記」では、造化三神が現れた後、まだ地上世界が水に浮かぶ脂のようで、クラゲのように混沌と漂っていたときに、葦が芽を吹くように萌え伸びるものによって成った神として描かれている。