エジプトにおけるイシュタルの舟(死者を冥界に送る舟)変遷 ナカダ文化(BC4,000~BC2,920)とは イシュタルの舟が彩文土器に描かれ始めたのがナカダⅡ期でした。それまでのアフリカにはない変化がエジプトに起こり始めたのがナカダ文化期です。この文化期に現れたイシュタルの舟の表象が、日本のイシュタルの舟には現れています。この繋がりを探るうえで、エジプトにおけるイシュタルの舟の変遷は知っておくべきことだと考えます。 大きなヒントがあります。 「ナカダ」という言葉は古代エジプト語で「黄金」を意味します。(ピラミッド以前の古代エジプト文明;大城道則) そしてBC3,600年頃、ナカダに周壁の街が現…