鐙ふんばり立ち上がり、大音声をあげて名のりけるは、 「昔は聞きけんものを、木曾の冠者、今は見るらん、左馬頭兼伊予守、朝日の将軍源義仲ぞや」 (平家物語「木曾の最期」) 声が大きい鳥として何を思い浮かべるでしょうか。 ウグイス?確かに、近くにいるはずと思ったら案外距離があったりしますね。にぎやかなオオヨシキリ? わたし、この鳥もそれに加えていいと思います。エゾセンニュウです。 かなり響く声ですよね。そのくせ、藪の中から出てこないかなりの引っ込み思案。目立ちたいんだか隠れてたいんだか…。 40分粘りましたが、この写真が限界でした(*_*; 漢字で書くと〈蝦夷仙入〉。〈仙入〉は、「こっそり入り込む」…