健康不安説が報じられていた神田正輝が、休んでいた番組に復帰したことで、安堵したファンは多かっただろう。 そんな神田とかつて映画「エバラ家の人々」(1991年公開)で夫婦役を演じたのが、NHK朝のテレビ小説「雲のじゅうたん」のヒロインとして一躍、人気者になった浅茅陽子だ。 神田はこの映画で、安月給で妻の浅茅に頭が上がらない塾講師のダメ亭主を演じたのだが、制作発表で、 「僕が選ばれた理由? う~ん、難しい質問だな。理由はわかりません。似合うと思われているのかなぁ」 と苦笑いしていたが、その監督は浅茅が20年にわたり「入籍なき結婚生活」を送ってきた、脚本家の土筆勉氏だった。 同映画はタイトルからわか…