本の虫という言葉が英語にもあると知ったのは大学生の頃でした。 book worm と呼ばれる本の虫が世界中に存在すると知った時の安堵感は計り知れないものだった。勉強するはずだった時間に本を開いてしまい,つい最後まで寝る間を惜しんで読んだことが何度あったか・・・。(おかげで国語の成績だけは良かった)ただ寝そべって本を読んでいるとき,外で仕事をして帰ってきた家族がぱっと扉を開けたときの気まずさを何度味わったか・・・。 本しか読んでいなかった自分が感じていた,なにか悪いことをしていたときのような気持を吹き飛ばしたのが「bookworm」という言葉だった。その言葉があったおかげで,私は本の虫として存在…