青池保子の怪盗もの&スパイアクション漫画。
1976年に開始。秋田書店の少女漫画誌「月刊プリンセス」「ビバプリンセス」「プリンセスゴールド」等に掲載。2010年時点でも絶賛連載中。
NATO軍情報部所属のドイツ人「エーベルバッハ少佐」やその部下達と、他国の情報部員やテロリスト等との戦いを描くスパイアクション物。ただし、そこに毎回美形怪盗「伯爵」こと「エロイカ」が絡んできて騒動を引き起こす、というコメディ要素が強い作品である。スパイアクションとしての描写は極めて正確でリアルだが、アクション物にもかかわらず死人は出ない。
1976年から秋田書店の雑誌に断続的に連載され人気を博した。しかし、1980年代末のソ連の崩壊・東西対立構造の終焉等の世界情勢の変化や、作者が他の作品の連載に力を入れた等の理由のため、1989年を区切りに休眠状態となった。
1995年になって、ストーリーの協力・監修に、軍事評論家の岡部いさく、詳細な海外取材で知られる「勇午」原作者真刈真二などを招く事で復活した。
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