(22) 抽象化された、人間に課せられた単調反復こそ、考えに値する基本的な思想ではないだろうか? 世界をどうするかよりも世界(人間)は何によりできているか。認識論と量子力学、シャノンの情報理論、エントロピー、量子エンタグルメントからの時空の創発。組織論も国家論も革命話もそれからだ。 大衆に浸透しない思想なるものがいかほどのものなのか?私を含めて、たくさんの愚者が突き動かされ、なにごとかが心のうちに残るものでなければ、それはその人の単なる好み(例えば破壊願望)から始まり、そうして生きてきたことの延々たる自己弁護にすぎなくなる可能性があるのでは? 愚者なる多数のフィルターを通してこそ、思い込みや自…