有名なタイトルなのでいつかは見たいと思っていました。ただ、この手の古い映画は大半が字幕なため、なかなか手が伸びないんですよ。字幕をまったく見ないってわけじゃありませんが、そこまで見たいという気持ちはなかったのかもしれません。そうした時、吹替の文字を目にして、ならばと視聴することに。制作されたのは第二次世界大戦後でイタリアでは1948年。日本では50年に公開されています。この40年から50年にかけてイタリアで盛んになった潮流をネオレアリズモというらしく、その映画の代表作の一本に本作はなっているようです。映像はモノクロである程度は覚悟していましたが、思っていたほどは悪くありませんでした。内容はタイ…