有給をとって時間があったので『シン・ウルトラマン』を見てきた。平日昼間の映画館はガラガラでいい。当然ながらネタバレがあります。 映画を映画館で見るのは随分久しぶりだ。話題性に抗いきれなかったなと思う。 別の話だけど、最近『法治の獣』を読んでいた。 法治の獣 (ハヤカワ文庫JA)作者:春暮 康一早川書房Amazon 3編の短編だけど、いずれも未来の人類が外宇宙に自分たち以外の知性を探し求めるもの。表題作の「法治の獣」はむしろ3編のなかでは少し浮いていて、「主観者」「方舟は荒野を渡る」は連続性が強い。いずれも知性を追い求める調査船が舞台。エキサイティングさというよりはむしろ苦悩で、いかに侵略や破壊…