前回のお話↓ rieko.net 満を辞してポチッた私の元に、待ちに待った時計がやって来ました。 初めてのオメガ、美しきダイヤ時計です。 時計を手に取って、小さな違和感に気づきました。 文字盤が、ケースの雰囲気に合わない気がする…と思ったのです。 ケースがプラチナ製の立派な作りであるのに、文字盤がクリーム色、針やインデックスはゴールドです。 コンビカラー、と言えばそうなんでしょうけれど、なんかちょっと合わない気がします。 実はこの点も技師との会話の中で、成る程そういう事なのか、と当時の事情を知ることとなります。 第二次世界大戦の頃、金属類回収令にて殆どの金属類が軍需物資として回収されました。 …