RIOCH GR 1980年代、小学校4年生頃のことだっただろうか、叔母からリコーのオートハーフをもらった。てっきりコニカのC35見たいなカメラだと思ってたので、オートハーフの小さいボディは、雑誌の付録のようでなんかがっかりなデザインだった。しかし、なんと普通のフィルムで倍撮れる!との説明を聞くことで、「24枚撮りなら48枚、36枚撮りなら72枚も撮れる」と、初めての自分のカメラに興奮したのを覚えている。確か36枚撮りのフィルムを買ってもらって、父親に「これで当分は持つな」とか言われながらパチパチ撮っていたと思う。もったいないから、ここぞと言うときに撮るんだとか親から言われていたから、72枚を…