(タタール語: Qazan xanlığı、ロシア語: Казанское ханство (Kazanskoe khanstvo)) ジョチ・ウルス(キプチャク・ハン国)から独立したタタール族の王国。15世紀から16世紀にかけてヴォルガ川中流域を支配したテュルク系イスラム王朝。首都はカザン。1552年、ロシアのイワン4世に滅ぼされた。
War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)作者:Turchin, PeterPlumeAmazon 第1部 帝国の興隆(Imperiogenesis) その2 第1章ではロシアの東方拡大のきっかけになったイェルマクのシベリア侵攻を取り上げた.ターチンはロシアとタタールの戦いが300年前と逆になった原因について,それはロシア側に(直前にイヴァン3世による統一があるなどの)団結があり,タタール側にはなかった(キプチャク・ハン国崩壊の後いくつものハン国に分裂していた)からだと指摘する.ではその団結の原因は…
War and Peace and War: The Rise and Fall of Empires (English Edition)作者:Turchin, PeterPlumeAmazon 序章の後は第1部の「帝国の興隆」になる.原題は「Imperiogenesis」だから帝国創世記というほどの意味だろう. 第1部 帝国の興隆(Imperiogenesis) 第1章 冒険者の仲間が王国を打倒する:イェルマクの征服コサック 帝国の興隆と来ればまずローマからと思いきや,本書ではロシア帝国から始めている.おそらくロシアのケースはターチンの理論から見て最も説明が単純で容易だということなのだろう.…
授業では先生が触れない割に入試で出題される遊牧民の世界、第7回は騎馬遊牧民国家最後の輝きと中央ユーラシアの周辺化を俯瞰します。 東京大学2022年、上智大学TEAP方式2021年と、立て続けにトルキスタンに関する論述が出ているので、京都大学、東京外国語大学あたりを受験する人は要復習です。 短答問題では関西大学、立命館大学で出題されていて、特に立命館大学の2019年の問題はいきなりカザフスタン周辺の地図が出てきて、受験した生徒は「目が点になった」と言ってました。(・_・) 実教出版、帝国書院、東京書籍、山川出版社(新世界史、詳説世界史)と、山川出版社『詳説世界史研究』『世界各国史4中央アジア』、…
プリヴェート!(こんにちは) chocolatです。僻地駐在妻(へきち ちゅうざいづま)やってます。今日は赤の広場やボリショイ劇場周辺の建築群を見に行きます。オールドロシア、クラシシズム、ネオロシア、ロシアモダンの4様式を見れますよ。 ポクローフスキー大聖堂(聖ワシーリー寺院) ポーストニク・ヤーコヴレフ、バルマ 1555-61年 グム百貨店 A.パメラーンツェフ 1889-93年 国立歴史博物館 V.シエルヴード 1875-83年 ホテル・メトロポール V.ヴァリコット 1899-1903年 ボリショイ劇場 O.ボヴェ、A.ミハーイロフ 1821-25年 / A.カヴォス 1855-56年改…