こんばんは、紫栞です。 今回は、東野圭吾さんの『カッコウの卵は誰のもの』について感想を少し。 あらすじ かつてはオリンピックにも数回出場したトップスキーヤーだった緋田宏昌の娘・風美は、幼い頃から目覚ましい才能を発揮し、宏昌以上のスキーヤーに成長しつつあった。 高校を卒業し、風美は「新世開発」に入社。すると、「新世開発スポーツ科学研究所」の副所長で、才能と遺伝子の関係を研究している柚木が「あなたたち親子の遺伝子を科学的に調べさせて欲しい」としつこく宏昌にアプローチしてくるようになった。 宏昌は「才能に遺伝は関係ない」と柚木への協力を拒み続ける。 風美の才能は、宏昌とは何の関係もない。風美は宏昌の…