変化球の一つ。正式名称は、cut fastball(カット・ファストボール)であり、英語ではcutter と略すので注意。
ストレートの握り方を少し変え、速球と同じぐらいのスピードで打者の手元でボール1個分ほどスライドする球。 目的はバットの芯をはずし打ち損じを狙うことで、三振を取る球ではない。
カブスの右腕ジェーク・アリエッタ投手が現地8月30日のドジャース戦でノーヒットノーランを達成した。12日の岩隈久志(マリナーズ)、21日のマイケル・フィアーズ(アストロズ)に続いて8月だけで3人目、今季通算6人目のノーヒッターとなった。 過去10年で最も多い12年の7度(うち1回は継投)を上回るペースで快挙が続き、様々な専門サイトが、そのファクターを考察しているが、その理由として“カッター”の流行があるという。 「95mph(約152.9km/h)で8インチ(約20.3cm)落ちる」「バットをへし折る電動ノコギリ」ともいわれるカッター(カットボール)を武器にした投手といえばMLB歴代最多の60…