都市の名前である場合と、山脈の名前である場合がある。
Kharakhorum、哈剌和林 モンゴル帝国の首都。ハンガイ山脈の東、オルホン川の東岸に遺跡が残る。 モンゴル帝国の太宗・定宗・憲宗時代の首都。オルホン河の右岸、モンゴル国の西クーロンに近いエルデニジョーにその
Karakorum カラコルム山脈。チベット高原の縁に位置する。ヒマラヤ山脈をのばした弧の先に相当する。世界有数の7000m級の山を抱える世界有数の山脈。 カシミールの北でパミール高原やタリム盆地の南。
カラコルム:帝国の記憶 訪問日:10月上旬 訪問した場所 カラコルム遺跡モンゴル帝国の首都としてチンギス・ハーンが建設を命じた都市の遺跡。現在は石碑や基盤が残るのみだが、その広大なスケールと歴史的な重みを肌で感じた。特に、帝国時代の建物の基礎が発見された場所では、かつての繁栄が想像できる。 エルデネゾー寺院(Erdene Zuu Monastery)モンゴル初の仏教寺院で、16世紀に建設された。白い仏塔が壁を囲み、内部にはチベット仏教の美しい建築や仏像が数多く残されている。寺院に入ると、僧侶たちの読経が響き、荘厳な雰囲気に包まれた。 タメルラン碑文(Kultegin Monument)古代突厥…
前回までで中国史の唐宋時代が終了しました。唐が滅び、宋が建国されると、社会は一気に変化し、北方民族とのかかわり方も変化しました。宋は外交によって安定を保ちましたが、やがて靖康の変によって華北を失い、南宋が新たに成立しました。このころ北方でも大きな動きがありました。「蒼き狼の子孫」とされるチンギス=ハーンによるモンゴル帝国の成立です。今回からは、モンゴル帝国の歴史について見ていきます。 →遼が滅亡すると、モンゴル高原で権力が空白状態となった。この頃、テムジンがモンゴル高原東北で力をつけた。 →1206年、クリルタイと呼ばれる集会の中でテムジンがハンに選ばれた。ハンとは遊牧民族の君主の称号である。…
『どくとるマンボウ青春の山』 北 杜夫著 暑い暑いとぶつぶつ言っていたのに、いざ寒さが押し寄せてくると、寒いのは金輪際嫌だとわめきたくなる。歳のせいか、ことさらに寒さが応えるのは、当方だけではないらしく、連れ合いはまた、暖房器を買ってきた。遠赤外線ヒーターというもので、寝室を温めるらしい。 今年は本格的な寒さがいつもより遅く、急激な冷え込みとなったせいか、当地でも綺麗な紅葉となった。周辺の山々もいつになく華やかに色づいたし、市民公園の紅葉などもなかなか見栄えがある。 さて掲書は、たまたま図書館の書架で手にしたもの。『どくとるマンボウ航海記』のユーモラスな書きっぷりを思い出して、借りてみた。 終…
「あんなとこにも哲司さん」データを更新。 基本的には見た順。 どうでもいい拘りだけど、カウントしてるのはチラ見でも本編を見た作品で 何の役なのか知ってるだけとか写真を見ただけとか まとめムービーや予告編でだけ見たものは含まず。 舞台も含めることにした。 ・色仕掛けで作家に書かせる有能編集者(ゴーストライター) ・チンピラ系デルヘル社長(フルーツ宅配便) ・ユーチューバー(あな番) ・娘に信頼されてない父親(八日目の蝉) ・雑誌のデスク(巨悪は眠らない) ・パワハラ上司(素直になれなくて) ・警視庁管理官(キントリ) ・特殊部隊の班長(クライシス) ・予言者(SPEC) ・海外をフラついた後会社…
前回は、フビライとアリクブケのカン位争奪戦争で、1264年にフビライが勝利したところまでをおさらいしました。今回からいよいよフビライ・ハンの登場ですが(クビライ・カアンが元の発音に近いらしいですね。まあいいいや)前回の最後に書いた状況(モンゴルが日本に攻めてくる話 その2参照)と、まだしばらく『元』にはならないことから、今回は『元』になるまでのフビライの国をフビライ・ウルスと呼ぶことにします。 ではでは、まずはちょっと後戻りして朝鮮を見てみましょう。 1259年に高麗は実質的に滅亡し、モンゴルの支配を受けるようになりました。その前年に、洪福源(ホン・ボグォン)は、1241年に偽王子として人質に…
2024/11/21木曜日 5時に起床し長女の朝食作り。 今日は畑に行けるかとベランダへ行くとザーザーの雨。 畑も洗濯も諦め。 気を取り直し、納豆作り。 圧力鍋で小粒大豆を蒸したら納豆菌を水で溶かしたものを混ぜてヨーグルトメーカーへ。 7時40分に長女を駅へ送るついでに買物。 9時半に帰宅後、読書。 昨日に引き続き青木健著「アーリア人」 (2)ホータン・サカ王国史(前3〜後11世紀) 〈オアシス都市国家ホータン・サカの建国〉 チベット語「リー・ユル国史」によるとホータンは前253年にアショーカ王の王子クスタナによって建国。 前83年に仏教を受容。 より史実を反映している「漢書」によれば塞族(サ…
2024/11/20水曜日 4時に起床し長女の朝食とお弁当のおかず、次男のおにぎり作り。 外は雨。 畑と洗濯はお休みに。 8時に孫達が到来。 嫁が用事があるので預かる事に。 嫁は10時半には帰って来た。 そのまま皆でお昼ご飯を食べて13時に帰って行った。 午後は読書と調べ物。 昨日に引き続き青木健著「アーリア人」 今日はホラズム人とホータンに定住したサカ人について。 〈「ホラズム第二王朝」の独立とトプラク・カラ遺跡〉 ホラズムでは2世紀に再び独立。 その証拠がトプラク・カラ遺跡。 旧ソ連の考古学者は、この遺跡はホラズムのクシャーナ王朝支配からの離脱を示すと考える。 ここは王宮と拝火神殿を含む都…
ではでは、前回の続きから オゴタイ崩御の知らせを聞いた時、バトゥはハンガリーを陥落させた直後で、当地の支配は確立していませんでした。なので、カルパチア山脈以西を一旦放棄し、急ぎカラコルムへ戻ります。しかし、この遠征中にトゥルイ家のモンケとは不仲になっていたようで、帰国後はオゴタイの後継者を巡って、次期カンとしてオゴタイの長男グユクを推すオゴタイ家チャガタイ家と、トゥルイの長男モンケを推すジョチ家トゥルイ家とが揉めて、なかなか決着がつかなくなります。 すると、バトゥは自身の領地に戻り、1243年にはキプチャク草原のサライを首都としてジョチ・ウルスを独立政権化します。教科書でキプチャク・ハン国とよ…
世界(日本を除く)の皇帝や王、大公などの一覧と、その英語での言い方です。かっこ外の数字は在位年、かっこ内の数字は生没年です。 まだ途中作成中のところがあります。順次アップデートしていきます。
カラー写真が美しい。 見入ってしまう。 しかも、今ではもう撮れないような1970年代から2000年代。 デジカメでの撮影ではないだろう。 最後、「グリンピース」との繋がりが書かれていて、急に国際政治の最前線に立たされたような戸惑いを覚えた。 カラコルム(パキスタン) アムネマチン(チベット) ブルックス(アラスカ) イグアスの滝(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ) 赤道直下の高山氷河(ウガンダ、コンゴ民主) 北アメリカ西海岸 コンゴの熱帯雨林 バイカル湖(ロシア) (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||…
前回おさらいした梶原景時の変で原田種雄が秋月荘を拝領し、古処山に城を築いたのが1203年(建仁3年)です。古処山城については、過去にどこかで詳しく書いたつもりでいたんですが、今探しても見つけられないので、ちょっと書いておきます。 古処山は、福岡県のど真ん中にある山です。朝倉市と嘉麻市の間に跨っています。先述した通り、原田種雄が梶原景時の変に際して武田有吉の共謀を知らせた功によって秋月の領主となり、古処山に山城を築きました。以後、有事にはこの古処山を拠点に秋月氏は戦国時代を戦い抜きます。原田種雄が秋月を拝領したことで「秋月」の姓を名乗ることとなり、以後、一族は筑前秋月氏と呼ばれます。 古処山城は…
モンゴル王朝の相関図を作成しました 東ヨーロッパからアジアまでを支配した世界最強帝国・モンゴル帝国です。ドロドロの後継者争いが酷く衰退してしまいました。 ■目次 ■人物紹介①チンギス・カン②太宗オゴデイ③定宗グユク④憲宗モンケ⑤(1)世宗フビライカマラ(2)成宗テムル(3)武宗カイシャン(4)仁宗アユルバルワダ(5)英宗シデバラ(6)秦定帝イェスン・テムルブルガンダギ(7)天順帝アリギバエル・テムル将軍バヤン将軍(8)(10)文宗トク・テムル(9)明宗コシラ ブダシリエル・テグス(10)寧宗リンチンバル(11)恵宗トゴンテムル(17)昭宗アユルシリダラ奇皇后 ■年表■参考資料(ドラマ) ■使用…
ヒマラヤ岩塩に発がん性があるという噂、気になっていませんか?ネット上では、放射性物質や亜硝酸塩が含まれているために危険だとされる声が広がっていますが、実際のところはどうなのでしょうか。 この記事では、ヒマラヤ岩塩にまつわる発がん性の噂やその科学的根拠について詳しく解説し、安全性を徹底検証します。さらに、偽物を見分けるポイントや、塩分摂取の健康リスクについても触れています。ヒマラヤ岩塩を安心して使うための正しい知識が得られる記事です。 1. ヒマラヤ岩塩の発がん性の真実 1.1 発がん性が噂される理由 1.2 放射性物質の懸念 1.3 亜硝酸塩と発がん性の関連性 2. 科学的根拠に基づく安全性 …
2024/10/24木曜日 5時半に起床し長女の朝食とお弁当のおかず、次男のおにぎり作り。 8時半に畑へ。 キャベツの苗に水遣りしたあと、他の作物のパトロール。 大根の根元に緑色の液体が撒かれていた。 他の株に比べ葉っぱに元気が無いな、と調べたらこれよ。 それ、犯罪だから。 9時過ぎに図書館と買い物へ。 帰宅後、早速読書。 岩田明著「十六菊花紋の謎」 この著者は、この謎を解くためにイラクまで行って調査をしている。 まずはシュメール文明とシュメール人について。 シュメール人は目が大きく鼻も大きい。身長は高からず、つぶらな黒い瞳で髪の色も黒。肩幅は広く頑強な体躯をしている。一夫一妻を守り温和な性格…