Carlos Arcecio Bianchi
アルゼンチンの元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはフォワード。
1949年3月26日生まれ、ブエノスアイレス出身。
現役時代はアルゼンチンリーグやフランスのリーグ・アンで何度も得点王を獲得したストライカーだった。アルゼンチン代表の経験もある。
1993年、古巣であるCAベレス・サルスフィエルドの監督に就任すると、翌1994年、コパ・リベルタドーレスで優勝。インターコンチネンタルカップ(トヨタカップ)でACミランを破り、アルゼンチンの小さなクラブだったベレス・サルスフィエルドを世界一のクラブに押し上げた。
1996年にはイタリアへ渡り、ASローマの指揮をとるも、シーズン途中で解任される。
1998年にボカ・ジュニオールズの監督に就任すると、国内リーグの優勝を3回、リベルタドーレス杯の優勝を2回成し遂げる。トヨタカップでは2000年にはレアル・マドリードCFを破ったが、2001年にはバイエルン・ミュンヘンに惜敗。その後辞任したが、成績不振のボカを立て直すため、再び2003年に監督に就任。2003年のリベルタドーレス杯で優勝し、再びトヨタカップでACミランを破るという、監督として3度目の栄冠に輝いた。
2004年、リベルタドーレス杯が準優勝に終わったため、責任をとって辞任という形をとったが、以前よりマクリ会長との折り合いが悪かったとの説もある。