学名:Asarum nipponicum ウマノスズクサ科の多年草。森林の林床に生育する。 葉が葵に似ており、冬季でも枯れないことが「寒葵」の名前の由来。
関連語 :植物 開花時期が秋から春にかけて半年近くに及ぶ。 地表付近に埋もれるように咲くため、葉の付け根の落ち葉をかき分けると花が見つかる。
少し時間が経ってしまいましたが、2020年最後の花探索です。 昨シーズンにイズミカンアオイを見た山域に今シーズンも行ってみました。 今回は、前回のコースに少し変化をつけてみました。最初はなかなかカンアオイの葉が見られませんでしたが、漸く見つけたときはホッとしました。 最初に見つけた個体。 ポツポツと出始めました。 端正な花なのでアップ。 ここは松の林です。あまり松林の林床でカンアオイを見たことは無いように思います。 色々な個体を写しながら進みます。 鈴なりですね。 こちらも鈴なり。 傘でも差しているかのようです。 そう長くないルートですが、今回もかなり時間を費やしてしまいました。
アオキ (アオキ科・雌雄異株(おすとめすが別の花)) 場所:ふれあい広場奥 時期:4月上旬 木毎に雄雌が異なる木です。花の時期によく見比べてみると、4つの雄しべが付いている雄花(おばな)か、中心に1つのめしべを持つ雌花(めばな)かが分かります。アオキは冬においしくない実をつけるのですが、食べるものが少ない時期には鳥たちはアオキを食べるしかないのです。 ウラシマソウ (サトイモ科・有毒) 場所:花の斜面など 時期:4月中旬 長く飛び出た付属体(ふぞくたい)を浦島太郎の釣り竿に見立てたことから名付けられています。付属体の付け根には本当の花があり、トウモロコシのような形をしています。独特の匂いを持ち…
暖かい日が続き色んな花が咲くようになった中から蘭の仲間を少し。 カトレアはやっぱりデカイ。 そして蘭ではないけど、茂みのなかでこっそり咲いていたカンアオイ。
あ、奇麗な紫色の花が咲いてるよ!この植物って、どんな植物?こんな疑問に答えます。 写真の植物は、カタクリ。 反り返った紫色の花が美しい、里山のような環境に咲く植物です。 またカタクリは春限定で花を咲かせる植物で、出会うと春の訪れを感じられて嬉しい気分に! しかしカタクリには各地で数が減少し、多くの都道府県で絶滅危惧種に指定されているという問題もある植物です。 僕はネイチャーエンジニアの亀田です。 年間100回以上全国各地で生き物観察をし、様々な動植物に出会ってきました。 そんな生き物好きの僕が、カタクリの特徴と魅力を紹介します。 (adsbygoogle = window.adsbygoogl…
この時季に特別なことはありませんが、冬の日差しを浴び、清新な空気を胸いっぱいに吸って、気分を爽快にすることができました。数年前開園した東園は園路がすっかり整備され、散策しやすくなりました。今日の様子です。 (↑上の写真)左=上皇結婚記念碑、中と右=マユミ 上皇陛下が皇太子時代のご結婚祝賀石碑(昭和34年4月10日)昭和天皇がアケボノスギと名づけて愛したメタセコイアが石碑の左側に植樹されています。「わが国のたちなほり来し年々に あけぼのすぎの木はのびにけり」昭和62年の昭和天皇の御製です。三木茂博士が化石から新種を発見し、学名メタセコイアと名づけたのが昭和16年のことでした。和名アケボノスギ(曙…
ブログ下部にあるカテゴリーをより使いやすくするために細かく記事を分けました。 矢印マークをタッチすることで例えば虫であれば、蝶だけをまとめたものやカブトムシクワガタムシだけをまとめたものにアクセスできます。 テーマで分けてみたので色々と探してみてくださいね。あいかわ公園の園内では、入れない場所も数多く存在します。そのような場所部足を踏み入れて何か変わったものは無いものかと探していると意外なものが見つかったり、色々な可能性を見出すことができます。この前もロマンを感じる発見をすることができました。 以前記事にしたこともあるカンアオイの仲間ですね。 aikawa-park.hatenablog.co…
花についてまとめたデータを見つけたので、今回は花と青軸素心について書いていきます ご存じのとおり、細辛は大半が青軸素心です 銘鑑の9割はカントウカンアオイを改良したもの、残りはヒメカンアオイを改良したものなどです それらは葉の美しいカンアオイや青軸素心の個体をベースにされています カントウカンアオイに限らず色々なカンアオイにおいて、自然の山に生えている個体で青軸素心の個体は確率として約3万本に1本と言われています。 (by植物学者) [花の価値] 細辛は江戸時代から今まで、より美しい「草姿」「葉形」「斑模様」のみを追求して改良されてきました そんな中、園芸としての細辛が生まれるきっかけの一つで…
気まぐれ更新です 記事にならないようなちょっとした情報や写真をのせていきます あとは気に入った写真とか 玉霰の芋吹きの様子 見にくいけどど真ん中の緑の塊がそれ じーわじーわと成長してます(ななめ右下向きに) どう考えても無理ゲーなんだが さて、この先どうする? 2/9 暴走モー〇、突入! 玉霰と雪光殿の一部で新芽が暴走してます (いつものことだけど) 玉霰も雪光殿も性質がカンアオイに近いので、いつも冬眠からの目覚めが早いです 寒さにやられて新芽がカリカリにならなきゃいいが・・・・・・(多分なるwww) 上二枚は玉霰 下一枚は雪光殿 帝冠(ていかん)の花 開花が遅かったのでこの時期でもまだツヤツ…
1月22日に東京都八王子市にある長沼公園に初めて行ってきました。 同園は広い雑木林のある公園。開園面積は367024.29平方メートル(2020年6月30日現在)ととっても広いです。高低差も100mに及び、ちょっとした登山気分も味わえます。 最寄り駅の長沼駅からは徒歩5分。 長沼公園|公園へ行こう! 都立長沼公園 (@ParksNaganuma) | Twitter 入り口や園路も多数あるし、初めて行くのでどのルートを通るのがいいかよく分からなかったので、今回は長沼駅から一番近い長沼口から入り、そのまま正面の霧降の道を登って展望園地を目指します。 写真も撮った順に掲載です。 長沼口から霧降の道…
今日は移動性高気圧!!… 明日あたりからは雨模様…、 という絶妙のタイミング…、 この日を逃しては!! 。 ということで、 今年はじめての山登りに出かけてきました。 今年の鈍りつつある体に…鞭です。 龍門山登山口駐車場に車を止め、 登山スタート。 さて龍門山といえば、 いろいろと思い出深い山です。 生まれて初めて登った山が、 ここ龍門山でした。 その時、友人の先導であったため、 何処をどうして登ったのか覚えていませんが、 何と言っても、 "しんどかった" という印象だけを記憶しています。 今思えば、二十歳そこそこ、 若気のいたり…ということでしょう。 その後、山登りという趣味に、 のめり込み、…
今までナチュラルに書き忘れていた冬の水やりのこと 念のため、書き足しておきます こちら、クターンとなっております 過去に水切れでこうなる。こうなったら潅水。と書きましたが、 冬はちょっと注意です この3鉢は誰も水切れしていません 劣化でよくこうなります ↓触ってみると一目瞭然 まだ水があるものは葉や軸に手ごたえがあります クニャクニャしていて手ごたえのないものは水切れなので潅水が必要です ↓上記の株とは別物ですが、潅水して30分もすればこの通り クターンとした状態からあっという間にシャキーン(`・ω・´)としてきます 細辛栽培にはスキンシップ必須です☆ つれづれなくはないけど、目にうつりゆくし…
1月6日 本日誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます。 (拙句)人日の前日はまだ神の内 雅舟 【花】カンアオイ(ウマノスズクサ科) 【花言葉】秘められた恋【短歌】いま少し語り足りない思いあり土に埋もれるカンアオイかな 鳥海昭子 土に埋もれるようにようやく顔を出して咲いているカンアオイを 見つけました。なぜかしまいこんでいた思いを誰かに話したいよ うな気分になったのです。 【季語】 寒葵 六日 馬日(ばじつ) 【俳句】ひそやかに生きることこそ寒葵 青柳志解樹 土人形乾しとて戸口の寒葵 村上 鬼城 六日はや睦月は古りぬ雨と風 内藤 鳴雪 【三行詩】万葉の葵(あふひ)はフユアオイが有力 …
「腐植土もいいよ。炭素いっぱいだからいいよ。」 そんな古い参考書(?)に書かれていたひと言 それに心惹かれ、9/29に作った腐葉土隊 3か月たったので、新年もあけたことだし、あけてみました ↓当時の記事。こんな感じで作りました megumiio.hatenablog.com 左側が日向土メインとハイドロカルチャー 右側が腐葉土隊です 葉っぱを無くしてしまったので、載せるの恥ずかしいんですが・・・ 4鉢とも全部チェックします ①腐葉土の雪光殿 当時は超しょぼしょぼ根っこで、枯れるかもね~と思っていた雪光殿さん さらに葉っぱもカリカリになって落ちてしまい希望は持っていなかったのですが・・・ なんと…
サツマイナモリは、アカネ科サツマイナモリ属で、別名はキダチイナモリソウというそうです。 花期が11月~5月となっていて、寒い時期にも咲いている数少ない花ですね。ここしばらくカンアオイ系ばかり見ていたので、ほぼ真っ白なサツマイナモリの花は新鮮です。 林床に俯いて咲くので、見上げる構図でないと花の内部が写りません。ピントも合いにくいし… そして暗すぎてノイズもひどいですが、ご容赦を。 蕾を沢山付けていますが、これから順番に咲いていくのでしょうか。 完全に下を向いています。 サツマイナモリの花には、花柱と雄しべの長さの関係によって、長花柱花と短花柱花があるそうです。サクラソウも同じように長花柱花と短…
イワタカンアオイを観察した後、昨シーズンとは別の場所に秋咲きヒメカンアオイ(サンエンアオイ)を探しに行きました。 目星をつけた場所に向かう途中、既にカンアオイがありそうな雰囲気だったので探しながら行くと… やはりありました。 葉だけはすぐに見つけましたが、花はすぐには見つかりません。 ようやく1つめの花を見つけました。 綺麗に咲いていますが、よく見ると口環にひびがあります。 うーん、萼筒の中は暗くてよく見えません。 萼筒の底は浅めです。 花を2つ付けた株。葉が丸っぽいのはヒメカンアオイの特徴ですね。 こちらは花が3つ。 さらに進んでいくと、もう少し密度の高い場所がありました。 色々な個体を見ま…